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以前より融雪装置を検討するなら融雪機ではなく融雪槽を~と記載しておりましたが、

融雪槽は設計するメーカーによって性能に大きく差がつく商品と言われています。

 

 

ノズルの角度や攪拌装置がついているかなどによって雪が溶ける時間が変わってくるのですが、

その中でも強制排水ポンプが設置されていない商品が多数あることに驚いています。

 

 

強制排水ポンプとは

排水用ポンプ

強制排水ポンプとは、ある一定量の水位で自動的に水を排水する仕組みのついている水中ポンプのことで、

 

一般的には2つの浮き球がスイッチになっていて、設定水位に達すると自動的に水を吸い上げる水中ポンプのことを指します。

 

このポンプを排水用ポンプとして利用することで、一定量の水位を確保できるというわけです。

 

 

なぜ、強制排水ポンプが必要?

 

強制排水ポンプがついていないメーカーの商品はポンプを収めるボックス、ポンプ本体の値段がかからないことになるので、

値段を安く済ませることができるというメリットがあります。

 

しかし、この強制排水ポンプがない場合は外部の雨水桝やU字溝に排水管接続をすることを考えると

どうしても融雪槽本体にたくさんの水が溜まってしまうことになります。

自然流下排水方式

結果融雪機に比べ雪をゆっくり溶かす商品のため、少量しか雪が入らない、溶け終わるまで時間がかかるということになります。

 

人によっては融雪槽を一概に欠陥商品という言い方をするかもしれません。

 

冒頭でも書いたように融雪槽は製造するメーカーによって良くも悪くもなる商品です。

 

一部の技術のないメーカーが作る商品のために融雪装置のイメージが損なわれている実態がこんなところにあります。

 

 

強制排水ポンプがついている融雪槽は水位が常にシャワーするだけの一定水量が溜まっています。

強制排水方式

溶けた雪で水位が上がってくるとポンプの浮き球が反応して強制排水、

設定した水位で自動停止しますので、融雪槽内部は常に大きな空洞ができます。

 

そのため、雪を大量に投雪できることになり、自然流下式排水方式の融雪槽に比べ

除雪時間が短くて済みます。(溶けるまで待つ必要がないため)

 

 

強制排水ポンプがない融雪槽は万が一の事故の際に命に係わる?

図でもわかりやすく紹介した通り、自然流下排水方式は常に融雪槽の3/4程度の深さまで水が溜まっています。

 

融雪槽本体は通常1.5m~2mほどの深さがあります。

メーカーによってはもっと深い商品もあるでしょう。

 

仮に2mの深さの融雪槽の場合、3/4の水位に水が溜まっていたとした場合は

融雪槽下部より1.5mの水が溜まっています。

 

ここに万が一子供が転落した場合は…

 

メーカーによっては融雪能力が落ちることを懸念して地上へ上がってくるための梯子を設置していないところもあります。

これはとても危険なことです。

 

実際に転落して死亡事故が起きたということを聞いたことがありませんが、実際に起こりえることです。

 

 

まとめ

自然流下排水方式の融雪槽は下記の理由によりお勧めできません。

  • 本体に水がたまりすぎているため雪が入らない
  • 大量の水を温めていることになるので、雪が溶けるスピードが遅い
  • 転落時に死亡事故の恐れあり

 

メーカーによっては自然流下排水方式と強制排水方式の

2種類の融雪槽を用意しているところもあります。

 

強制排水式の方が設備も複雑になるので、金額は高い傾向にありますが、

融雪槽を選ぶなら強制排水方式を選ぶようにしましょう。

 

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