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ノーリツ暖房ボイラー

融雪機は灯油のガンタイプバーナーで雪を溶かすので、灯油式しか熱源の選択はありませんが、融雪槽の場合は地下水を使うか、あるいは別途ボイラーを使って融雪することになります。

使用するボイラーによって熱源の違いから、灯油式、電気式、ガス式、その中から、開放式、半密閉式、密閉式と融雪に使うボイラーにはさまざまな種類があります。あまり知られていませんが、高価な商品を取り付けするのですから、自宅にどのタイプのボイラーが取付されるのかを事前に業者より調べておきましょう。

今回は、ボイラーの内部構造の違いから、開放式、半密閉式、密閉式の3種類について何が違うのかを記載していきたいと思います。

開放式

以前はG-TEXさんなどロードヒーティングメーカーが使っていたボイラー。仕組みが簡単で安価に製造できることがメリットです。ということは、工事費も安くできるということです。ただし、現在はこの方式のボイラーを作っているメーカーはほとんどありません…。
外部の酸素と常に触れているので、鉄で構成されている配管(鋼管)を使用することはできません。ただし、循環水に使われている不凍液は防錆作用もあるので、鋼管を使ったからと言ってすぐに壊れるということはありません。実際にロードヒーティングに鋼管を使っている業者もいますので、定期的に不凍液交換をするのであれば鋼管を使っても問題ないでしょう。不凍液が足りなくなっても自分で補充できるメリットがあります。

開放式ボイラーの代表的な機種

長府 SHUシリーズ
(SHU-EN581F、SHU-350F、SHU-EN200F、SHU-EN130F)
長府 HUシリーズ
(HU-EN3800、HU-EN2000、HU-EN2000FF、HU-EN130F、HU-EN130E)

 

密閉式

一般的に住宅の暖房回路に使われていることが多い配管方式。融雪回路に使う場合は不凍液循環タイプの屋根融雪に使われていることが多いですね。配管手間やメンテナンスの施工性の悪さなどから一般的に融雪槽やロードヒーティングではまず使われることがない方式です。密閉式配管をする場合、架橋ポリパイプを使う場合は酸素透過性のものを使うと配管内に酸素が入り、配管内に錆びを発生させる原因となりますので、酸素を通さない架橋ポリパイプを使う必要があります。

また近年住宅の暖房ボイラーを使った融雪槽なども出てきているようなので、その場合も酸素を通さないパイプを選定することが必要です。

暖房ボイラーを使った融雪設備をする場合は事前に配管方法などを業者に確認しておきましょう。

密閉式ボイラーの代表的な機種

サンポット
CUG-196MR、CUG-376MR

ノーリツ
OH-3711FFE

 

半密閉式

自動車のエンジンを冷やす方式が密閉式といったらわかりやすいでしょうか。開放式と密閉式の中間に位置する配管方式です。
開放式のように完全に酸素と触れているわけではありませんが、リザーブタンク部分が酸素と触れています。開放式と同様に施工から期間が経つと錆などの汚れがでてきますので、定期的に不凍液交換などのメンテナンスが必要になります。また各メーカーで用意している密閉配管セットを使うことにより密閉式配管への変更が可能です。一般的に売られている暖房ボイラーのほとんどが半密閉式ですので、開放式と同じように不凍液を補充も容易にできるので、メンテナンス性がいいことがメリットです。

半密閉式ボイラーの代表的な機種

サンポット
CUR-910CSR、CUR-E1211CSR、CUG-116CSR、CUR-1510CSR、CUG-166CSR、CUR-E1911CSR、CUG-196CSR、CUR-E2411CSR、CUG-376CSR、CUG-134UR、CUG-206UR、CUG-376UR、CUG-E4403UR、CUG-5304UR、CUG-E5903UR、CUG-703UR、SBH-116FUR、SBH-166FUR、SBH-196FUR、SBH-376FUR

 

ノーリツ
OH-G902FF、OH-G1202FF、OH-G1501FF、OH-G1701FF、OH-G2301FF、OH-CG2403FF、OH-CG1903FF、OH-CG1503FF、OH-CG1204FF

その他多数

 

まとめ

融雪槽やロードヒーティングにボイラーを使う場合は半密閉式のボイラーで十分です。高価で配管方法が面倒な密閉式は自分でメンテナンスできないだけではなく、無駄な設備が多くなるため、余計な費用がかかります。

不凍液の状態を確認することもできないので、万が一融雪設備で密閉配管を組むような見積がでてきた場合は、なぜ密閉配管にする必要があるのかを業者と確認をしてから注文するようにしましょう。

 

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