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融雪窯

融雪装置は冬しか使い道がないと思っていませんか?

融雪機は当然使い道は冬しかないのですが、融雪槽は冬以外でも使い道があるんです!

今日はこの使い道について紹介していきたいと思います。まず、今までのおさらいとして、同じように見えて使い方からも全く違う融雪機と融雪槽の根本的違いから説明します。

 

融雪機

融雪機は本体とバーナーが一体になった装置。
熱源は灯油。強力なバーナーを使い、大火力で雪を一気に融かす商品。
ほとんどの商品が鉄板でできており、年数とともに本体が腐食するため、耐久性が低い。また大量の燃料を使うため、轟音が近所迷惑となるなど、いろいろと問題の多い商品と言われています。また以前あったたくさんの融雪機メーカーが、融雪機の販売を中止、あるいは倒産していることを考えると、いかに需要がなくなってきているかが想像できますね。

 

主な融雪機メーカー

㈱ヒルコ
㈱大仁サービス
㈱シエス
㈱ショーワ

 

融雪槽

融雪槽は本体と燃焼部分(ボイラー)が別となっている融雪装置。
熱源は灯油、電気、ガス、地下水など自由に選択可能。融雪機は強力なバーナーで雪を溶かすが、融雪槽は地下に埋め込まれたタンクに雪を投雪し、溶けるのを待たずに蓋をして終わりの簡単作業。融雪機はその場で溶け終わるまで待たないといけないが、融雪槽は水温制御、あるいは時限タイマー等で自動的に停止するので溶け終わるまで待つ必要がない。本体材質はFRPかコンクリート製がほとんどで、本体が腐食して取替しなければならないということはない。また融雪槽に使われている熱源の騒音は家庭用給湯ボイラーなどとほぼ同じ熱量なので、騒音が問題になることはない。
融雪槽メーカーの融雪方法もさまざまで、溶け終わるまで1日かかるものや、1時間程度で融雪完了するものなどがあるので、ゆっくり溶けると言われているものでも融雪時間が異なることが多いので、少しでも早く溶ける融雪槽を選ぶことで、大雪の時にも対処することができる。(融雪槽で雪溶けが極端に遅い商品は次に投雪したくても溶けていないため、雪を入れることができない)

 

主な融雪槽メーカー

㈱朝日住設
㈱ヒルコ
㈱石狩設備工業
㈱菱友
日本アーク開発㈱
㈱北秀
㈱札幌ゆうせつ

 

夏に使える融雪装置って…

普通の方は考えないと思いますが、融雪装置でも夏に使う方法があります。
残念ながら、融雪機は雪を溶かすことしかできないので、雪解け後に利用することはありませんが、融雪槽は地下に埋め込まれたタンクが大きいため、水中ポンプを利用すれば花に水を上げたり、災害時の水利用などいろいろと使い道があります。
メーカーによっては少しでも地下水を利用できるようにするために暗渠代わりに透水口を設けている融雪槽もあり、水を取り入れ、夏場の散水にも使えるという画期的なアイディアを提案している企業もあります。中には湧いてくる水が周囲の土壌の問題で使えないこともありますが、そうでなければ融雪槽の本体に雨水もためることができるので、融雪槽本体の大きさによりさまざまですが、2~4tくらいの雨水をためることもできるでしょう。

うまく使えばトイレへ配管して便器洗浄用の水として使うことも可能と思います。
地下水の湧く地域や雨が多い地域などでは、こんな使い方もできるのが融雪槽のおもしろいところです。ただし、設備が複雑になるので、費用対効果を考えるとどうかとは思いますが、アイディア次第で融雪槽なら他の使い方もできるかもしれませんね。

 

 

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