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融雪機腐食写真

融雪機と融雪槽について、以前よりいろいろ紹介してきましたが、基本的に雪弱者(お年寄り)向けの商品なので、結局はどれも同じと考えている人が多いように感じます。

確かにどちらも結局は雪を溶かす機械なのですが、今回はもっとわかりやすく、融雪機と融雪槽の違いについて説明していきたいと思います。

融雪機とは

融雪機とは融雪窯部分と燃焼部分が一体となった機械で、融雪装置としては非常にコンパクト。機種によって様々ですが、家庭用の給湯ボイラーの3.5倍~8倍の高火力で一気に雪を溶かして処理してしまう機械です。
強力なバーナーの力で一気に雪を溶かして処理するという考えなので、燃費が悪く、効率も悪い。燃料を気にせず早く雪を溶かしたい方にお勧めの機械です。

※融雪機は雪を高火力で融かして処理する機械です。

 

融雪槽とは

融雪槽はバーナー燃焼部分と融雪槽本体が別になっている機械で、大きな地下タンクに雪を投雪し、目の前から雪を無くし、雪は地下でゆっくり溶かす機械。通常融雪槽の熱源は30,000kcal程度のボイラーを使用しているメーカーが多く、家庭用給湯ボイラーと同じエネルギーを発生するものを使用しています。
雪を地下タンクに入れてしまえば除雪完了という商品なので、実際の除雪時間は融雪機よりも早く済ませることができます。

※融雪槽は自宅に雪捨て場ができると思ってください。

 

融雪装置をつける目的は何ですか?

そもそも融雪装置を設置する理由は何でしょうか?

  • 住宅の敷地に降った雪を処理したい。
  • 除雪車のおいていった雪を処理したい。
  • 雪の捨て場所がないから融雪装置を設置したい。
  • 屋根から落ちてきた雪を処理したい。

ほとんどの場合は、この中のどれかではないでしょうか?

 

融雪装置を検討している方は、よく勘違いしているのですが、元々の目的は雪を溶かすことではないはずです。

目の前から雪がなくなればいいだけではないでしょうか?

 

雪を溶かすことが目的であれば、迷わず融雪機を選んでください。

雪を目の前から無くしたいのであれば、低燃費の融雪槽を選んでください。

最初の設置費は融雪機に比べ高いかもしれませんが、その安さだけで購入した方はあとで必ず後悔します。

以前より何度も記載していますが、融雪槽は融雪機に比べあらゆるところが優れています。

 

融雪機より融雪槽が優れている点

  • 燃料消費量が少ない
  • 低騒音(近所迷惑にならない)
  • ロスが少ない(空気中に逃げる熱が少ない)→低燃費
  • 除雪時間が少なく済む
  • 本体の耐久性は2~3倍以上(製品による、融雪機はほとんどが鉄板製のため10年程度で激しく腐食する)
  • 熱源を自由に選定できる。(灯油、電気、ガス、地下水)
    融雪機は灯油のみ
  • 水害などで本体が水没しても故障しない
    (融雪機は水没すると故障する)
  • 排水ポンプ等が故障し、融雪水の排水ができなくても故障しない
    (融雪機は雪解け水を排水できない場合、機械室に水が入り込み、基盤、バーナー類がすべて故障)

 

このようにありとあらゆる点で融雪槽が優れています。

これを見ても燃費はどうでもいいから融雪機を設置したい!
というのであれば仕方がありません。融雪槽より安い融雪機を購入してください。

 

ただ、価格で選んでは、後で後悔しますよ!

 

リフォームのことも考えて設置しているでしょうか?

リフォーム後のことを考えて融雪槽を設置する人はいないと思いますので、忠告しておきます。

北海道では近年、リフォームと同時にガス設備の住宅にする方が増えております。

融雪槽を設置しているのであれば、何の問題もないのですが、融雪機はガス仕様というものは存在しないため、ガス設備住宅にした場合は、融雪機を融雪槽に取替するか、あるいは融雪機専用の灯油タンクを設置しなければなりません。

ガス設備住宅に灯油タンクを設置したくないとは思いますが、こればかりは仕方ありません。

灯油タンクには90Lタンクも存在するのですが、灯油の定期配送してくれないため、灯油の定期配送をするのであれば、最低200Lのホームタンクを設置する必要があります。定期配送してくれない場合は、自分でポリタンクを使い、ホームタンクに灯油を入れるしかありません…。

 

 

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