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現在存在している融雪機メーカーは一度倒産、あるいは他社と経営統合されている等、ことごとく経営危機に直面しています。

ここではその主だった原因を考えてみたいと思います。結局は機械に問題があるから経営が厳しくなるんですけどね(笑)

 

元々の機械の仕組みが問題

今後融雪機販売やメンテナンスだけでは増収増益を見込めないなど、経営者にはいろいろな考えはあるのでしょうが、ほとんどの場合はこのまま融雪機を販売していても会社が成り立たないということが一番の倒産や撤退理由と思います。

融雪槽メーカーは実際に昔から多数存在していて、現在も一度も倒産等なく営業している会社が多数ありますが、融雪機メーカーは何かしら会社の経営不信に陥り、一度倒産、あるいは他社に吸収合併されているというところがほとんどのように思います。
北海道でも現在販売されている主だった融雪機メーカーは一度このような状況に陥っていることが多いです。
融雪業界の社長さんは設備関係については素人社長さんが多く、全く畑違いのところからこの業界に参入して販売していることが多いことも特徴です。そもそも雪を溶かすのに炎を力で溶かそうという発想が問題。冷たい水をかけた方が効率がいいことを何で実験して商品化しなかったのかが不思議でなりません。
実際に融雪機がいい商品というネット上の書き込みはあまり見かけません。素人考えで強制的に溶かしてしまえということが機械にも負担がかかり、結果耐久性を落としていることに間違いありません。

融雪機を購入するのであれば省スペースの面積に対応した移動式融雪機が一番いいのではと思います。商品も安く、工事の必要もないですしね。壊れても費用は安く済みます。
20㎡以上の除雪スペースがあるのであれば融雪槽を選ぶべきです。

 

灯油漏れで高額請求される可能性あり

自治体で注意喚起している

また、札幌市など自治体では融雪機からの灯油漏れに注意するようホームページで注意喚起しています。
http://www.city.sapporo.jp/kankyo/mizu_kankyo/touyurouei/documents/check3.pdf

融雪機からの灯油漏れ注意!

融雪機からの灯油漏れの原因の一つにバーナー付近にあるストレーナーからの灯油漏れがあります。
融雪機内部は高火力バーナーを利用し、高温で雪を溶かす商品にもかかわらず、現在も樹脂製ストレーナーを使ったバーナーを運用されているケースもあります。樹脂製のストレーナーは現在主流になっている金属ストレーナーに比べ耐久性が低く、今も使っている場合は灯油漏れ事故につながる可能性があります。

路盤凍上による灯油管折損事故が過去に起きている

北海道だけの話になりますが、冬季になると路盤が凍結、土壌内の水分が凍結することにより融雪機を持ち上げ、灯油管が引き込まれている部分から灯油管を折損させる可能性もあります。これらの点を十分に把握し、現在融雪機を使っている方はシーズン途中も灯油漏れしていないか注意する必要があります。最悪融雪機内で灯油が漏れていた場合はバーナーの着火で漏れた灯油に引火し、住宅火災につながることも考えられます。
近年はあまり見かけなくなりましたが、以前存在していた岩見沢市のメーカー製造融雪機は住宅のすぐ横に設置しているところを複数回見かけました。
常に炎が見えていて高温になる機械が住宅のすぐ横につけるという恐ろしいことをしていました。実際に融雪機が原因でボヤ騒ぎが起きたこともあるようです。

 

いずれ溶ける雪の処理に燃料を使いすぎ

1時間に灯油14L以上、家庭用で最大で34L(機種により異なる)の燃料消費量で、使用するたびに家計を圧迫する融雪機。
実際に使っている方は設置していてもごく一部と思います。

融雪機はロスが多い機械と以前より説明していますが、本体にある融雪窯の上には酸素を取り込むために一部分雪をのせないようにしなければなりません。これを怠ると失火し、再着火したときに噴射していた灯油に引火し大きな炎が上がります。このスペースから熱が逃げてしまうことがまず一つ目のロス。

そして融雪水を排水している水温が20℃程度ということもロスの一つです。捨てる水の温度は0℃に近ければ近いほどいいのは想像つくと思います。(水が温かいということは燃料を使っている温めている証拠)
融雪槽では凍結寸前の温度の水を捨てています。(通常4℃~6℃程度の冷水)
メーカーの設計している融雪機と融雪槽にも違いがあるので、一概に言えませんが排水の温度だけを考えるとそれぞれの機械の排水温度差は10℃以上あることはほぼ確実です。

 

鉄板製品が多く、本体はすぐに錆びる

水につける機械なのに鉄板を使用しているというお話にならない設計。メーカーに聞くと亜鉛メッキされているから大丈夫というでしょうが、所詮鉄板。錆びるのは確実です。

 

まとめ

結局のところ燃費が悪い、設計が悪くて本体の耐久性がない、使用時の騒音が醜いなど挙げればきりがないくらい、欠点の多い機械が融雪機という商品です。
展示会などでは雪が一気に溶けるので、お客さんは勘違いするのでしょうが、実際使うと一気に溶かすため、燃料代がかかり使用を控えてしまいます。
その点融雪槽はよく考えられている商品だなと感心します。熱源分離型なので本体はFRPやコンクリートで耐久性抜群!腐る心配がないので、融雪機のように本体の寿命が来て入れ替えなければならないとうことがありません。やっぱり融雪装置なら融雪槽を選ぶべきだと思いますね。

 

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