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融雪機腐食写真

【融雪装置と言えば融雪機】という時代が平成12年頃まで続いていました。融雪機の販売開始年が平成元年ですから12年もの間続いていたことになりますね。

融雪機は一気に雪を溶かすので、展示していても溶けることが目に見えてわかったのでよく売れたものでした。当時は灯油も40円代でしたしね。ランニングコストも全く気にすることはありませんでした。

ところが、いざ融雪機を使ってみるとジェット機が飛ぶような轟音が出るほど灯油を消費し雪を溶かすので、燃料の消費量が半端ではありません。当然騒音により近所からの苦情も発生。一番使いたい早朝や帰宅後の夜などに使えないという機械であることは、インターネットを通じて知っている方が大半だと思います。近年は融雪装置を設置するなら、まず【融雪槽】を選ぶ方が圧倒的に多くなっています。

その理由は圧倒的な燃料消費量の少なさと低騒音であるところ。

地下水式であれば北海道の冬季シーズンで電気代のみしかかからないので5,000円程度、灯油式やガス式で20,000前後からとメーカーの設計やボイラーの選定でランニングコストは変わってきますが、どれを選定してもランニングコストは融雪機の1/4程度でしょう。

またほとんどの融雪機は鉄板でできているため、10年もすると本体が熱で変形して使い物にならなくなったり、あるいは水が原因で本体が錆び、使えなくなることが大半。そのたびに本体を入れ替えする必要があります。

その点、融雪槽は本体に水が溜まっている商品なので、製造メーカーもわざわざクレームの発生する確率の高い腐食しやすい金属製の本体を製造しているところは少ないと思います。

融雪槽のほとんどがFRP製かコンクリート製なので耐久性は抜群!コンクリートの耐久性は50年と言われていますし、FRPは本体が腐るものではないので、ほぼ永久に使えると言ってもいいと思います。どちらの材質も耐久性は優れているので本体はどちからの材質のものを選べば間違いないでしょう。

これらを考えると融雪機がいかに問題のある商品なのかがわかります。燃料は大量に使ってロスが多く、本体は鉄板製で耐久性がないとなれば選ぶ方はいませんね。

融雪機は雪の溶けるスピードが速いので、最適な商品に見えますが、とても効率の悪い商品であることは間違いありません。実際に使っているところを見ると、融雪窯の廻りから発せられた大量の熱が空気に逃げていることがわかるくらい熱が周囲に逃げています。これは環境にも悪いですし、お財布にも優しくありません。

融雪装置は燃費がよく、本体の耐久性のある融雪槽を選ぶようにしましょう。

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