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移動式融雪機

基本的に融雪商品は雪処理に困るお年寄り向けに開発された商品で
除雪作業ができないお年寄りに大変重宝されています。

特に小型で移動も簡単、価格も安くて手軽に購入できることがウリの移動式融雪機ですが
果たして融雪能力は十分なのでしょうか?

今回は移動式融雪機とは何なのか、購入後に後悔したいために勉強しておきましょう。

 

移動式融雪機とは

その名の通り、融雪機を移動できるように作った商品で、片側に取っ手、反対側に車輪がついていて移動できるように作ってある商品です。

使用するたびに移動しなければならないので、そこが面倒な所ですが、埋設型融雪機のように土木工事が必要なく、イニシャルコスト(設置時の費用)がかからないことが一番のメリットと言えるのではないでしょうか。

使用前にしなければならないこと…。

物置にしまっている場合は、物置から引っ張り出す、その後、排水用のホースを道路雨水桝など排水先に接続、また電源を差し込むなど、埋設型とは違い融雪機を使う前にしなければならないことがいくつかあります。

 

埋設型融雪機との性能比較

当然小さいのですから融雪装置の性能としてはイマイチ。一度に大量に入れて溶かしてしまうという方法は不可能ですから、何回にも投雪を分ける必要があり、溶け終わるまで待つことになります。また、埋設型融雪機にはほとんどの機種についているシャワーリング機能が移動式にはありません。あたためた融雪窯の熱伝導のみを利用して溶かすことになります。

特に除雪車のおいていった雪などは固く、氷のようになっているため、溶かす場合は時間がかかります。移動式融雪機の場合は無理に溶かそうとせず、暖かい日に砕いて敷地内に広げて次回融雪機を使うときに溶かすなど、硬い雪のままで融雪せず、砕いてから融雪機に投雪するようにしましょう。塊のままでは燃料ばかり使う割にはとけません。(体験済み)

 

使用後

除雪し終わった後、水を抜いて片づけなければなりません。特に排水のホースはきちんと水抜きをしないと次回使うときに排水管が凍結していて使えないということになりかねません。東北地方などの方は多少水が残っても激しく凍結することはないでしょうが、北海道地区にお住まいの方は寒さが厳しい1月から2月にかけては特に丁寧に、しっかりと水抜きをすることが重要です。これを怠ると融雪機を使っている最中に水が排水されず、バーナー室に逆流、機械の電気部品が水没し壊れる可能性があります。

使用後の後片付けがとても重要な機械と言えます。

 

総評

今まで融雪装置を使ったことのない方には何のストレスもなく使うことができると思います。しかし、今まで埋設型融雪機を使っていたのであれば、溶けの遅さにイライラすることになるでしょう。灯油の消費量も埋設型から比べると少ないものが多いので仕方ありません。また移動できる程度の大きさなので融雪窯も小さいため、一度入れて溶けるまで待つという作業の繰り返しとなることも覚えておきましょう。

融雪槽と違い融雪機は燃料の消費量≒融雪量になるので、雪がたくさん降る地域に住んでいる方、敷地が広く除雪面積が広い方は、埋設型融雪機か融雪槽をおすすめします。

価格の安い移動型融雪機ですが、性能、融雪能力はどれも中途半端な機械と言わざるを得ません。人によっては移動することが面倒で数回使ってから使っていないという声も聞きます。特に狭い所に住んでいる方は融雪機を運搬する通路をきれいに除雪しておかないと融雪機を使うときに融雪機本体を出すことができないことになります。
また簡単に移動できる分、盗難に遭う可能性もあります。

 

まとめ

比較項目 移動式融雪機 埋設型融雪機
購入価格 安価 高価
融雪能力 低い 高い
その他 移動できる=盗難のリスクあり。融雪機の出し入れが手間 蓋を開ければすぐに融雪開始。強力な融雪でストレスなし

■移動式融雪機の代表的機種

イシカリ スノーメルター
ヒルコ 融雪王「太郎」
大仁 MV-15DX

■埋設型融雪機の代表的機種

大仁 NSP-35DX
大仁 SP-23DX
ヒルコ 融雪王HS-2200
ショーワ 融冬静

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